こんにちはToneです(@Tone_musicman)
レトロゲームを久しぶりにひっぱり出して
遊んだら「何かボヤけてるなぁ」と思った
ことはありませんか?
それは最近の液晶テレビにつなげて遊んで
いるからかもしれません。
それにはいろんな解決法がありますが、今回
はハードオフで買ってきた古い液晶テレビで
解決する方法をお教えします。
というのも実はすでに私もこの方法でレトロ
ゲームをキレイな画面で遊んでいるんです。
ちなみにこれで3台目(^^;)。
ではさっそく具体的にご紹介しましょう。
レトロゲームがぼやけるを解決、ハードオフで購入した中古液晶テレビ
今回ハードオフのジャンクで購入してきた
液晶テレビは『WEGA KLV-14AP』という
SONYの商品。
結論から言えばこの液晶テレビは
レトロゲームに適している液晶テレビ
と言えます。
その理由はこれから追々説明をしていこう
と思います。
価格はリモコン欠品で税込み1100円でした
まあまあの値段だと。相場は1000~2000円
くらいだとお値打ちだと思います。
中古液晶テレビを買う時の注意点
私はすでにリモコンを持っているので問題は
ないですが、画質調整するのに必要な場合も
あるので、もしこれから買おうと思ってる方
は、リモコンが付属しているものがおすすめ
です。
またこのテレビは2005年くらいに発売されて
いたモデルで、まだ地デジ化する前の液晶テ
レビです。
今の地デジのテレビは厳密には映りませんが
ゲーム用やDVD用としてはまだまだ使えるで
しょう。
今の液晶テレビと違いは?
区別は厳密ではありませんが、地デジが始ま
る前のテレビとその後テレビとに分けて簡単
に表にまとめてみました。
昔 | 現在 | |
---|---|---|
画面サイズ | 4:3 | 16:9 |
画素数 | 640×480 | 1280×720~ |
大事なのは赤字で書いたところで昔のテレビ
の仕様です。
画面サイズが4:3
画素数が640×480
となっているところです。
プレイステーション2の頃までのゲームを今
の16:9の横長の液晶でプレイすると両端が
切れてしまいます。
というのもレトロゲームはもともと4:3の
サイズに合わせてゲームを作成していたから
なんですね。
次にぼやける理由を書いていこうと思います
今の液晶でレトロゲームを遊ぶとボヤける理由
レトロゲームがぼやける原因は大きく2つ
ほどあります。
- レトロゲームに合ってない画素数のテレビを使用している。
- 低品質なケーブル
逆にこの2つを解決すれば古いレトロゲーム
も鮮明な画面で遊ぶことができますよ。
レトロゲームに合ってない画素数のテレビを使用している
画素数って何?
画素数は画質の良さ
数字が大きいほど画質が
良くなります。
- 1280×720(HD)
- 1920×1080(Full HDまたは2K)
- 3840×2160(4K)
このような数字をスマホの写真の設定とかで
見たことはないですか。
フルHD画像とか4Kテレビってよく聞きます
よね。難しい話はここではしませんが、単純
に数字が大きいほどキレイな画像で楽しめる
という事です。
レトロゲームの画素数は?
そこで今度はレトロゲームの画素数について
調べてみたいと思います。
- ファミコン(256×240)
- プレイステーション(~640×480)
- プレイステーション2(720×480)
(あくまで数値は最高値)
どうでしょうか?
フルHDのテレビに比べるとゲームの出力する
画素数ははるかに小さいですよね。
元が小さい写真を無理やり大きい画像に拡大
してしまうと、ボヤけてしまうのは、なんと
なく理解できると思います。それと同じ。
レトロゲームってそんなに
小さい画素数なんだ。
昔のゲームはドットと
言って小さい点の集まりで
映像を作ってるんだ。
低品質なケーブルを使用している
普通テレビゲームをテレビと繋げる場合は
3色のケーブルを使用するのが一般的だと
思います。
←こういうやつ
ただこれは画素数の問題とは別ですが、ボヤ
けてしまう原因の一つですね。
これを解決する方法としては
- S端子ケーブル
- D端子ケーブル
- AVマルチケーブル
(プレステ1.2.3でのみ使用可能)
S端子<D端子=AVマルチ
→高画質
といった上記の高品質なケーブルを使うこと
でさらに綺麗な画面で遊ぶことができます。
ただしすべてのレトロゲームで使用できるわ
けではないので、注意ですね。
S端子が使える代表的なゲーム機
- スーパーファミコン
- セガサターン
- プレイステーション
- 任天堂64
- ドリームキャスト
- プレイステーション2
- ゲームキューブ
- Wii
D端子が使える代表的なゲーム機
- プレイステーション2
- Wii
品質はD端子とAVマルチがキレイですが、S
端子に変えるだけでも、だいぶ変わりますよ
S端子やD端子ケーブルはAmazonでも売って
いるのもありますが、ハードオフなどのリサ
イクルショップでも、運が良ければ安く売っ
ていることもありますので、探してみては。
レトロゲームに適したおすすめの液晶テレビとは⁉
結論レトロゲームをくっきりとした映像で
楽しみたいなら、当時の液晶テレビを用意し
た方が早いというわけですね。
それでレトロゲーム用の液晶テレビの条件は
- 画面サイズが4:3
- 画素数が640×480
- D端子があるものが好ましい
最近では昔のゲーム端子を現在主流のHDMI
端子に変換するケーブルなども発売してます
強制的に綺麗にすることはできますが、結局
は無理やり引き延ばしてしまうので限界はあ
るのかなとは思います。
またこのHDMI変換ケーブルは結構なお値段
がするので、中古のテレビを購入した方が安
くなる場合もあるでしょう。
ただ今のテレビでお手軽にキレイな画像で
遊びたいという人であれば、とても便利な
ものではあるので選択肢としてはアリ。
SONY WEGA KLV-14APの紹介
せっかく今回購入してきたので、この液晶
テレビをご紹介しましょう。
SONY WEGA KLV-14APの特徴
SONYが作ってるだけあってプレステに関す
る入力が豊富です。
レトロゲームに必要な入力端子はほぼ揃って
ますね。ちなみに写真のコンポーネント入力
とはD端子と同じです。
テレビ側面にはさらにS端子やAVマルチ端子
などがあります。
AVマルチ端子
SONY独自の入力端子でD端子とほぼ同等の
高品質なケーブルです。
AVマルチのデメリットとは
AVマルチの入力端子が付いているテレビで
しか使えない。
当時SONYの独自規格だったためあまり普及
しなかったのか、次世代のSONYのテレビ
ブラビアからも外されてしまいました。
ということでAVマルチ端子が付いている
テレビが少ないため、不便だということ。
またAVマルチケーブル自体もあまり売れな
かったらしく、今では入手が困難で、価格も
少々お高いのが玉にキズ。
AVマルチのメリットとは
最大のメリットは初代プレステにも使える
という所がポイント。
実は初代プレステはD端子に対応してないん
ですよ。つまりS端子しか選択肢がないとい
うわけです。
なので初代プレステのゲームを最高画質で
遊ぶにはこのAVマルチ端子を使用するか
D端子が使えるPS2またはPS3をでつないで
遊ぶことになります。
ただPS2やPS3がすべてのPS1のソフトと互
換性があるわけではないので、初代プレステ
を最高の条件で遊ぶにはAVマルチが1番とい
うことになります。
AVマルチケーブルをハードオフで購入して
きた記事もありますので、興味がある方は
こちらをどうぞ
≫SEGAメガドライブ購入!AVマルチケーブルも入手できたぜ!#113
レトロゲームの最高画質D端子
これがD端子でレトロゲームとしては最高画
質の入力端子ですね。これが付いているテレ
ビがおススメです。
SONY製ゆえに任天堂機にだけ不具合⁉
このWEGAのKLVシリーズは任天堂が好きな
人には、少し残念なことがあります(;’∀’)。
それは任天堂のレトロゲーム機ニューファミ
コンやスーパーファミコンを3色ケーブルで
つなぐと、画面に謎の縦線が入ります(^^;)。
これはSONY製だからなのかは知りませんが
残念ですね。ただスーパーファミコンはS端
子で繋げると問題はありません。
ニューファミコンは諦めるしかありませんね
(*´Д`)。
まとめ
レトロゲームに適した液晶テレビ
- 画面サイズは4:3
- 画素数が640×480
- D入力端子があるのが望ましい
高品質なケーブル
- S端子またはD端子も使用すればさらに綺麗な画像で楽しめる
AVマルチ端子があるテレビ
- AVマルチケーブルを使用すれば、初代プレステを最高画質で遊べる!
どうでしょうか?
レトロゲームはやっぱり4:3の画面で遊びた
いという方や、画質には徹底的にこだわりた
いという方は、リサイクルショップなどで探
してみるといいと思います。
もちろん今の液晶テレビでも遊べますが
「昔の雰囲気で遊びたい」というこだわりが
ある方にはおすすめですよ。
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